2010年10月2日土曜日

内定式、外国人の姿も多く、楽天は80人に大幅増、経営の国際化に対応。

国内主要企業は1日、2011年春入社予定の学生を集め一斉に内定式を開いた。雇用情勢は回復しつつあるものの、7月時点の大卒内定率は5割強にとどまる。経営環境のグローバル化への対応で、外国人採用を拡大する動きも広がり、留学生が日本人学生と肩を並べる姿が多く見られた。
「大胆なチャレンジを最後までやり遂げる若い実行力に期待している」。NTTドコモが東京・千代田の本社で開いた内定式で、山田隆持社長は240人の学生にこう語りかけた。内定者のうち11人は中国、韓国、インドなどアジアを中心とした外国籍だ。今後も数人の留学生を追加採用する計画で、人材のグローバル化を進める。
楽天の内定式には来春入社予定の約480人が出席。同社は今春から社内公用語を英語にしており、今回の内定者が英語化後の採用“1期生”となる。三木谷浩史社長は「楽天はまだベンチャー企業。グローバル化でさらなる成長を目指す」と英語であいさつ、内定者代表も英語で抱負を述べた。内定者のうち外国人は約80人で、今春入社の17人から大幅に増えた。
日本経済新聞社が11年春を対象に実施した調査では、大卒採用計画数は前年比2・3%増えた。前の年に比べ19・6%減と大幅に落ち込んだ10年春に比べると、雇用情勢は回復傾向にある。
ただ、リクルートによると7月上旬時点の大学生(大学院生含む)の内定率は55・8%で、前年度の同時期の調査に比べ3ポイント低下した。大学進学率の上昇で、民間企業に就職を希望する学生の数がこの10年で1割増えたことも、就職難の構造的な要因となっている。  

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